「国民年金の保険料と住民税の納付書が届いてるんですが、これって払わなくていいんですよね？」
以前このようなお問い合わせを頂いたことがありました・・・。

事情を聞くと国民健康保険料は保険証が必要なので支払っているが、収入の面から国民年金と住民税の支払いは厳しく、このことを友人に相談したところ、その2つは絶対に払わないといけないものじゃないから大丈夫らしいと聞いたそうで、督促の手紙も来ていたがそのまま放置していたら財産差し押さえの旨が書かれた赤い封筒が届いたとのことでした。

どういう意図でその友人がそのようなことを言ったのか分かりませんが結論から言うと、2つともちゃんと払わないといけないものであり、ご本人には丁寧にご説明したうえで早急に役所に相談して頂く話しをしました。

家庭の事情やその他の理由で、期限までに税金が納めるのが厳しいこともあるかと思います。
しかし、一番やってはいけないことは【放置】です。
税金を滞納し続けるととても処分が重く、最終的には差し押さえや口座の停止などがあります。
国民年金に関しては免除申請があったり、住民税に関しては自治体によっては分納も可能です。
そのため、期限までに支払いができないならその理由をしっかり役所などの担当課に相談していくことが大切です。
また、払わないといけないから納付書が届いているのです。
これを払わなくても大丈夫と勝手に判断するのは絶対にダメです。
分からないことや面倒くさいことを放置せず、ちゃんと向き合う姿勢が大切ではないでしょうか？
最終的には自分が大変になります。
払えない状況があるならきちんと役所や年金事務所に相談し正しい納税をしていきましょう。
今朝の税に関するニュースを見ながら、ふと思い出したことでした、、、

ところで今日から10月後半に突入とはいえ日中はまだ暑い日が続きます。
体調管理に気をつけながらこの秋を過ごしていきたいと思います。