金融庁が2025年度の税制改正で、iDeCo(イデコ)の拡充を要望する趣旨のニュースを見ました。
簡単に言うと掛け金の上限の引き上げを求めることだそうです。

iDeCo(イデコ)は公的年金に上乗せでき、私的年金制度の一つで加入は任意。
詳しくは以前のコラムでも記載した通りの内容ですが2024年6月末時点では373万人が加入しています。

現在、掛け金の上限は、個人事業主が月6万8000円。サラリーマンが月2万3000円。
いつ上限が引き上げになるかはまだ分かりませんがどのくらいあがるのでしょうか？
上限を大幅に引き上げると、多くの掛け金を出せる余裕のある人ほど、税金面で得をしたりもするので、今後、国・政府はどのような手を打っていくのか気になりますね。

金融庁は、このほかに新NISAの手続きについての簡素化も要望するそうです。

こういったニュースを聞くと、老後の資産形成は【貯蓄から投資へ】と確実に変わりつつあるのだなと思います。貯蓄と年金だけに頼らず、自分の未来に向けて資産形成を真剣に考える時代の転換期に今、私たちは生きているのだと感じました。